エスカレーターの連載企画「都会の死角」で、番外(七日付)として読者の声を紹介したところ、さらに多くの意見や体験が寄せられた。大半が、右空けの“マナー”で不自由な思いをしている人からだった。
杉並区の君枝さん(87)=仮名=は三年ほど前、左手首を骨折した。いまは左手でフライパンも持てない。私鉄と地下鉄を乗り継いで病院に通っているが、「エスカレーターにはずっと困っていました」と遠慮がちに打ち明ける。
君枝さんは左手に力が入らないので、左側の手すりをつかむことができない。無理に左側へ乗っても、右側を駆け上がる人がいて「怖い」という。階段もつらいので、エスカレーターでは人の流れが途切れるのをじっと待つ。途切れると右側に乗り、右側の手すりにつかまる。
エスカレーターの右側を歩くのは危ないよってお話。僕も配慮不足だったなと思ったのは、左手が使えない人たちのこと。
何かにつかまらないと危ないけど、右手でつかまろうとすると「じゃまだ!」って言われちゃうそうで。
やっぱり「急いでる」身勝手な人たちは階段を使えってことで解決?