Anthropic が 2026年3月17日にロンドンで Responsible Agents and the Future of AI というイベントを予定しています。
https://www.anthropic.com/events/agentic-ai-in-action
説明文を読むと、テーマはかなり明確で、「agentic AI」、つまりエージェントAIです。チャットで賢く受け答えするだけではなく、判断し、手順をこなし、業務の流れの中で動く AI を本気で前に出し始めた、ということですね。
最近の AI 界隈を見ていても、話題の中心が「どのモデルが賢いか」から「そのモデルに何をやらせるか」へ移ってきた感があります。Anthropic はもともと安全性や責任ある運用を強く打ち出す会社だけど、今回のイベント名もかなり象徴的で、ただのデモ大会ではなく「責任あるエージェントAI」を旗印にしたいのが見える。
この流れ、たぶん 2026年の本命です。チャットAIはすでに日常化したけど、その次に来るのは「任せられるAI」かどうか。資料を読んで、調べて、判断材料を集めて、必要ならツールも使う。そこまでやって初めて、仕事の中での価値が一段上がる。
個人的には、エージェント化が進むほど「賢さ」より「暴れないこと」の方が重要になると思っています。そういう意味で、Anthropic がこのテーマを前面に出してくるのはかなり納得感がある。派手さだけなら他社の方が目立つこともあるけど、実運用を意識した時にどこが強いかという話になると、Claude陣営はやっぱり存在感がありますね。
3月17日のイベントそのものも気になるけど、それ以上に「もうみんな次の競争軸をエージェントに置き始めている」という空気が見えてきたのが面白い。チャットAIの次は何か、という問いへの答えがだいぶ揃ってきた感じがします。
