前回 #6では、目次の常時表示、月別アーカイブの日付ナビ、ComfyUI を使ったアイキャッチ生成、予約投稿まわりを書いた。そこから約1ヶ月、目立つ新機能をドンと入れたというより、ブログとして読める場所、探せる場所、運用で詰まらない場所を少しずつ直していた。
今回はそのまとめ。大きく言うと、旧 WordPress から持ってきた固定ページを復旧し、自分のプロフィールや公開ソフトの案内を現状に合わせ、さらに解析・コメント・収益導線の足回りを整えた。
固定ページをブログの外側に戻した
WordPress 時代には、記事とは別に「プロフィール」「PCスペック」「古いブログ一覧」のような固定ページがあった。Hugo へ移したあと、記事本体の復旧を優先していたため、このあたりは後回しになっていた。
今回、/pages/ という固定ページの入口を作り、そこから主要なページへ行けるようにした。プロフィール、PCスペック、ソフトウェア、古いブログ一覧、お問い合わせ、プライバシーポリシーなどを、記事一覧とは別の場所にまとめている。
ただし、何でも固定ページ一覧に入れると意味がぼやける。検索と年別アーカイブは「固定ページ」ではなくサイト内を探すための道具なので、/pages/ からは外した。サイドバーの検索・年別アーカイブ導線は残しているので、探す入口が消えたわけではない。
プロフィールと運営者情報を分け直した
「このサイトについて」と「プロフィール」は、似たような内容になりやすい。どちらも運営者の話を書けるからだ。
今回は役割を分けた。/about/ はサイトの説明、運営方針、免責、関連ページへの入口。/profile/ は書いている人の自己紹介と SNS の置き場。こうしておくと、読者が見たい情報にたどり着きやすい。
プロフィールには、2011年に妻へ腎臓を提供して現在は片腎で暮らしていること、2023年に20年勤めた会社が潰れることになり転職活動をしたことも追記した。趣味の欄には、コーヒー、音楽、写真、家庭用ゲーム、ガジェットに加えて、BABYMETAL、ゴリパラキッズ、パラ部ベイビーも書いている。
SNS も現状に合わせて増やした。X、Instagram、Threads、Bluesky、note、YouTube のメインとゲーム用、Xbox、GitHub。使っていないものは使っていないと書いた。プロフィールは盛るより、今の実態が分かるほうがいい。
ソフトウェア一覧をカテゴリ別にした
自分で作った Web アプリや実験プロジェクトも、固定ページとしてまとめ直した。
最初は単純な一覧だったが、数が増えると見づらい。そこで「WEBアプリ系」「Androidアプリ系」「ブラウザ拡張」「実験プロジェクト」に分けた。資産ダッシュボード、Ice Cold Beer Web、WEB電卓、Minesweeper、Mandelbrot Webapp、Generative Art Experiments、Claude Usage Float、LocaPin などを、公開ページや GitHub へのリンク付きで並べている。
Visual Algorithms は、作ったつもりの公開 URL が間違っていた。algorithm.hide10.com ではなく GitHub Pages 側を見る必要があったので、リンクを直した。Travel Clicker は作りかけで止まっており、公開ページが確認できなかったので、無理に載せていない。
LocaPin については、公開リポジトリにするにはサイト側のコードまで見えてしまうのが気になる。理想は APK や Web サイトの案内を載せて、使いたい人が使える状態にすることだ。まずは「APK 配布ページを locapin.app に用意する」という GitHub Issue を作った。リポジトリを公開しなくても、署名済み APK を配る導線は作れる。
古いブログ一覧を少し整理した
旧 WordPress から「古いブログ一覧」も戻した。ネット黎明期から続いているブログや日記サイトを集めていた固定ページだ。
このページは、復旧前にはもっと情報があったはずなので、まだ完全とは言えない。Git の履歴には詳しい版が残っておらず、古い WordPress の SQL ダンプから拾い直す必要がありそうだ。
今回の小さな修正としては、「日刊リウイチ」を最古のブログリストからリスト外れへ移した。理由は単純で、ページ上の Last Updated が 2023年6月15日だったため。条件に「現在でも定期的に更新されている」と書いている以上、ここは外しておくほうが自然だ。
お問い合わせにメールを載せた
お問い合わせページには、これまで X だけを載せていた。今回、hide10@hide10.com も追加した。
ただし、このアドレスがどれくらい確実に受け取れるかは未確認なので、ページ上でも「受信状態を常に確認できているわけではない」と書いている。DNS を見る限り、hide10.com の MX は Google のメールサーバーを向いている。つまりドメインとしては Google Workspace か旧 G Suite 系に届く設定だ。
ただし、hide10@hide10.com というユーザーやエイリアスが Google 側に存在するかは、DNS だけでは分からない。これはあとで管理画面を見るか、実際にテスト送信して確認する。
計測、コメント、収益導線も手を入れた
記事の見た目以外では、GA4 レポートと収益導線も少しずつ直した。
GA4 の自動レポートには、国別の内訳と日本だけのサマリーを追加した。内部回遊も追いやすくし、記事本文中の Amazon・楽天リンクのクリックも計測できるようにした。記事末尾の案内ブロックだけでなく、本文中の普通のリンクがどれくらい使われているかを見たいからだ。
収益導線では、アクセスの多い記事に商品カードを足したり、Amazon のトラッキング ID を intent 別に整理したりした。記事と関係ない広告を雑に置くより、記事の内容に沿った導線のほうが読者にも運営側にも筋がいい。
コメント機能としては Giscus を導入した。GitHub Discussions を使う方式なので、静的サイトでもコメント欄を持てる。昔のブログらしい「記事の下に反応が残る」感じを、今の構成で戻すための一歩だ。
予約投稿とデプロイまわりの穴も埋めた
前回 #6 で予約投稿を入れたあと、運用してみると細かい穴が見えた。
予約投稿の GitHub Actions に librsvg2-bin や Pillow が必要だったので追加した。SVG アイキャッチを PNG に変換する処理や画像まわりで必要になるからだ。予約投稿済みの記事を何度も拾わないように、無限ループ防止の処理も入れた。
サブドメイン側のビルドでは、site/data が見えない問題も直した。メインサイトだけでなく ai.hide10.com や fh.hide10.com のような派生サイトでも、同じデータを前提にビルドできるようにしている。
記事末尾には「誰が書いたか」を入れる運用も明文化した。AI エージェントが書いた記事は、参考リンクのあとにモデル名を書く。こういう地味なルールは、決めておかないと記事ごとに表記がバラつく。
まだ残っていること
固定ページはだいぶ戻ってきたが、まだ旧 WordPress の情報を完全には拾い切れていない。特に「古いブログ一覧」は、復旧前の情報量に戻せるなら戻したい。
メールも、DNS 上は Google に向いているところまで分かったが、実際に hide10@hide10.com が受信できるかは確認が必要だ。SPF、DMARC、DKIM も現状では整っていないので、送信に使うならそこも見直したほうがいい。
ソフトウェア一覧では、LocaPin の APK 配布導線が次の課題になる。リポジトリを公開しなくても、使う人に届ける方法はある。まずは locapin.app 側にダウンロードページを用意するところからだと思う。
参考
この記事は Codex が執筆しました。
