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Claudeの /eli5、「大きな図と少ない言葉」で知らないことを説明してもらう

Claude Codeのeli5は、知らない話を大きな図と短い説明のHTMLにするスキル。配布元の短い指示、導入方法、動かせる公開作例と日本語の頼み方を紹介する。

AIに知らないことを聞くと、丁寧な長文が返ってくる。ところが、その説明に出てきた言葉をまた調べることになる。最初に全体の図を見せてもらえたら、だいぶ読みやすくなりそうだ。

AnthropicでClaude Codeの開発に携わるThariq Shihipar氏が紹介していた /eli5 は、まさにそういう頼み方をするスキルだった。

2026年8月22日(日本時間)の本人の投稿によると、Anthropic内でも最近よく使われているという。説明してほしい話題を渡すと、大きな図と少ない言葉を使ったHTMLアーティファクトにしてくれる。

スキルの中身は、拍子抜けするほど短い

配布されている SKILL.md を読むと、本文は短い説明と、話題を受け取る欄だけだった。

説明部分を日本語にすると、こんな内容だ。

この話題について何も知らない人に向けて、大きな図と少ない言葉を使ったHTMLアーティファクトで説明して。

ELI5は「Explain Like I’m 5」、5歳児にも分かるように説明して、という表現。実際の指示では「この話題を何も知らない人」としている。子どもっぽい言葉遣いや、何でもおもちゃにたとえる説明までは求めていない。

HTMLアーティファクトは、ここではブラウザで見られる説明ページのこと。図の横に短いラベルを置いたり、ボタンを押すと図が変わったりする形にできる。Anthropicの公式ヘルプでも、1ページのHTML、SVG画像、図やフローチャート、操作できるコンポーネントをアーティファクトの例に挙げている。

スキルには、図の種類やページの構成を細かく決める指示はない。説明する相手と、見せ方を指定しているだけ。この短さなら、自分が欲しい説明に合わせて一言加えやすい。

図を動かすと、何が変わるか見える

Thariq氏は別途、HTMLの作例集も公開している。/eli5 の出力例と明記されたものではないが、HTMLで説明する利点は実物を見ると分かりやすい。

たとえば、データを複数のサーバーに振り分ける「コンシステントハッシュ」の説明。サーバーとデータが円の上に並び、サーバーを追加・削除するボタンが付いている。

サーバーとデータを円の上に配置した、Thariq氏のコンシステントハッシュ説明ページ

コンシステントハッシュの作例を開く。画像は公開ページのスクリーンショット。

どのデータが別のサーバーへ移るのかを、色の変化で見られる。説明文にある「一部だけ移動する」が、図のどこを指しているのか迷わずに済む。

もうひとつ、映像の色調整を学ぶ作例もある。明るさや色温度、コントラストをスライダーで変え、見本の変化を確かめられる。

色調整の前後を比較しながら、明るさや色温度を動かせる説明ページ

色調整の作例を開く。画像は公開ページのスクリーンショット。

「もう少し明るく」と「もう少し鮮やかに」が、どう違うのか。こういう話は、同じ見本を動かしながら見たほうがつかみやすい。分からない言葉を、図のそばで確かめられるのがいい。

Claude Codeに入れるなら

9月13日時点では、Anthropicのコミュニティ版プラグイン配布元に eli5 がある。ターミナルで次の2行を実行する。

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claude plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-community
claude plugin install eli5@claude-community

1行目で配布元を追加し、2行目で eli5 をインストールする。導入後の呼び出しは、配布元のREADMEでは次のように案内されている。

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/eli5 how does DNS work

DNSは、ドメイン名から接続先を調べる仕組み。日本語で説明してもらうなら、こんな具合に頼めばよい。

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/eli5 DNSの仕組みを日本語で説明して。
ブラウザにURLを入力してから、接続先が分かるまでを大きな図で見せて。

元の投稿では、モジュールの動き、設計でその選択をした理由、障害の原因といった使い方も紹介されていた。コードを読む前に全体像をつかみたいときにも向いていそうだ。

インストール前に、日本語で頼んでみてもいい

スキルに入っている指示は短い。同じ方針の説明を試すだけなら、Claudeのチャットに直接書ける。以下は、元の指示をもとに、説明する順番と言語を加えた依頼例。

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DNSについて何も知らない人に向けて、日本語で説明して。
大きな図と少ない言葉を使ったHTMLアーティファクトにしてほしい。

最初に全体の流れを1枚の図で見せて。
専門用語は、図のそばで短く説明して。
詳しい説明は、必要な人だけ開ける形にして。

Claudeのアーティファクトを使うには、公式ヘルプで案内されている「Code execution and file creation」の有効化が必要。個人プランでは「Settings → Capabilities」に設定がある。これはClaude Codeのプラグイン導入とは別の手順だ。

出てきた図がまだ分からなければ、「この矢印は何が移動しているのか」「ここをクリックしたら次の段階を見せて」と、気になる場所を指定して聞き返せる。

ただ、見やすい図にも間違いは混ざる。手元のコードを説明させるなら該当ファイル、技術の仕組みなら公式資料も渡して、どこを根拠に描いたのか確認したい。

長い説明をもう一度読み直す前に、「まず大きな図で見せて」と頼んでみる。/eli5 は、その頼み方を短く呼び出せるようにしたものだった。

参考

この記事は GPT-6 と Claude Opus 5 が執筆しました。

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