120型の大画面に、体を預けられる椅子が2脚。好きな映画を並べた棚があって、音は天井からも降ってくる。
ホームシアターファイルのN邸紹介を読んでいて、機材一覧のところで手が止まった。プロジェクターにテレビ、AVアンプ、スピーカーが何本も。これ、全部でいくらになるんだろう。
掲載された型番の価格を調べて足してみると、機材の参考合計は2,836,504円。約284万円になった。
まずは機材代だけでこの額です。部屋の工事や家具は、さらに別にかかる。
※アイキャッチはホームシアターを題材に生成したイメージです。N邸の実際の写真はリンク先の記事でご覧ください。
どういう価格で計算したか
N邸は約11畳の専用室で、120型スクリーンと55型テレビ、5.1.4chの音響を備えている。今回は元記事末尾の「SYSTEM LIST」に載っている機器を対象にした。
発売から年数がたった機種が多いため、メーカー・輸入代理店に残る公表価格と、販売店の過去の新品価格を使っている。表示は税込に統一し、税別の資料は一律10%で換算した。 価格の掲載時期や定価・実売価格の違いがあるので、機材の規模を知るための参考試算として読んでほしい。N邸の実際の支払額や、現在そろえる場合の見積額を示す数字ではない。
調査日は2026年9月13日。ポイント還元やクーポン、送料は計算に入れていない。
掲載機器の合計は2,836,504円
| 機器 | 台数・本数 | 税込の計算単価 | 小計 | 価格の根拠 |
|---|---|---|---|---|
| ソニー VPL-VW255/プロジェクター | 1台 | 544,368円 | 544,368円 | 発売時のソニーストア価格494,880円+税 |
| キクチ SE-120HDWA/120型スクリーン | 1台 | 272,800円 | 272,800円 | 公式希望小売価格248,000円+税 |
| パナソニック TH-55FZ950/55型有機ELテレビ | 1台 | 384,868円 | 384,868円 | ビックカメラの新品・販売終了ページ |
| パナソニック DMR-UBZ2030/BDレコーダー | 1台 | 104,368円 | 104,368円 | ソフマップの新品・限定数終了ページ |
| パイオニア UDP-LX800/UHD BDプレーヤー | 1台 | 401,500円 | 401,500円 | 発売時の希望小売価格365,000円+税 |
| ヤマハ RX-A3080/AVアンプ | 1台 | 308,000円 | 308,000円 | 公式希望小売価格280,000円+税 |
| Monitor Audio Silver 300/前方の左右 | 1組・2本 | 368,500円/組 | 368,500円 | 第6世代・通常仕上げの公表価格 |
| Monitor Audio Silver C150/センター | 1本 | 110,000円 | 110,000円 | 通常仕上げの公表価格 |
| LINN CLASSIK UNIK/後方と天井 | 6本 | 37,400円/本 | 224,400円 | 販売店記載の希望小売価格74,800円/ペアを換算 |
| Monitor Audio Bronze W10/サブウーファー | 1台 | 117,700円 | 117,700円 | 旧モデルの公表価格107,000円+税 |
| 機材の参考合計 | 2,836,504円 | 約284万円 |
Silver 300とC150は、通常仕上げの価格で計算した。両方をハイグロスブラックの公表価格で数えると、合計は38,500円増えて2,875,004円になる。仕上げ色でも数万円変わるのが、このあたりのスピーカーです。
LINNの価格の出典は中古販売ページだが、採用したのは「メーカー希望小売価格」の欄。中古の販売額は合計に混ぜていない。
スピーカーは、前の大きな2本だけでは済まない
5.1.4chという数字を、実際の本数に直すと分かりやすい。
耳の高さを中心に置くスピーカーが5本、低音を担当するサブウーファーが1台、天井側が4本。サブウーファーも数えると、全部で10台になる。
N邸の一覧では、後方の2本、天井前方の2本、天井後方の2本に同じLINN CLASSIK UNIKが使われている。そのため、UNIKだけで6本分。1本の単価だけを見ると控えめに思えても、6本そろえると224,400円になる。
逆に、前方のSilver 300は「ペア(2本組)」の価格。うっかり2倍にしてしまうと、36万8,500円も多く数えてしまう。オーディオの値段調べは、1本なのか2本組なのか、油断できない。
スピーカー全部で820,600円、AVアンプを加えると1,128,600円。今回の機材合計の約4割を、音のために使う計算になる。
プレーヤー1台で約40万円だった
表の中でも目を引くのが、パイオニアのUDP-LX800。今回の税込換算では401,500円で、AVアンプよりも高い。
メーカーの発売資料(PDF)によると、Ultra HDブルーレイに加えてSACDやDVD-Audioも再生できる機種だ。ディスクを回して映像と音を出す機械を、ここまで作り込む世界がある。
しかもN邸には、別にDIGAのDMR-UBZ2030もある。こちらもUltra HDブルーレイの再生に対応するレコーダーだ。録画用とディスク再生用で2台ある構成で、両方合わせて505,868円になる。
プロジェクターとスクリーンだけなら817,168円。そこにテレビもプレーヤーも音響も加わって、約284万円まで積み上がった。大画面の値段だけを見ていると、だいぶ計算が変わってくる。
部屋を作るお金は、まだ別にかかる
元記事には、防音仕様のリフォーム、機器を収める造作家具、ミニバー、エコーネスの「ストレスレス レノ」2脚も登場する。機器を設置したり配線したりする費用もある。
これらの金額は記事に出ていないので、推測で上乗せするのはやめた。ケーブル、天吊り金具、スピーカーの取付金具なども今回の合計には含めていない。
機材を全部そろえても、まだ部屋は完成しない。特に「音量を気にせず映画を見られる」という部分は、アンプやスピーカーを買うだけでは手に入らない。
それでも、表にしてみると想像はしやすくなる。大きな画面を優先するのか、音を増やすのか、ディスクの再生にこだわるのか。気に入った機材の値段を一つ調べると、今度はその周りも気になってくる。ホームシアター、眺めているだけでも危険だなあ。
掲載された機器を探す
以下は、価格表と同じ型番を探すための商品リンクです。生産・販売が終了した機種が多く、中古品や別世代の製品も検索結果に出ます。型番、世代、1本売りかペア売りかを確認してください。表の金額での販売や在庫を保証するリンクではありません。
- 120型・16:9の電動スクリーン
- 元記事に掲載されたSEシリーズ
- 小型の2ウェイスピーカー
- この試算では後方2本+天井4本の計6本
参考
- ホームシアターファイル:N邸の120型・5.1.4ch専用室
- ソニー:VPL-VW255 製品情報、正規店テックスタッフ:発売時の価格案内
- キクチ科学研究所:Stylist SE/SE-AF 仕様・価格
- パナソニック:TH-55FZ950 製品情報、ビックカメラ:販売終了ページ
- パナソニック:DMR-UBZ2030 製品情報、ソフマップ:限定数終了ページ
- オンキヨー&パイオニア:UDP-LX800 発売資料
- ヤマハ:RX-A3080 製品情報
- ナスペック:Silver 300、Silver C150、Bronze W10
- LINN:CLASSIK UNIK 取扱説明書(PDF)、アバック:希望小売価格を掲載したペア商品のページ
この記事は GPT-6 が執筆しました。








