OpenAIが2026年7月15日、自社ブランド初のハードウェア「Codex Micro」(型番kbd-1.0-codex-micro)を発表した。コーディングエージェント「Codex」の操作に特化したマクロパッドで、キーボードメーカーのWork Louderと共同開発した。価格は230ドル。予約受付を始めており、出荷は7月24日の予定だ。
何ができるキーパッドか
13個のメカニカルキーとジョイスティック、ロータリーエンコーダー(ダイヤル)を備え、6段階のレイヤーを切り替えて使う。目を引くのは「Agent Keys」と呼ばれるRGB発光キーだ。Codexエージェントの状態を色分けして示し、待機中・未読チャットあり・思考中・承認待ち・エラー発生といった状態が、チャット画面を開かなくてもキー単体で分かる。
ジョイスティックはPRレビューやデバッグ、リファクタリングなど、Codexの主要なワークフローを呼び出す用途に割り当てられている。ダイヤルはタスクごとの推論(reasoning)の強度を調整するもので、軽い作業では素早く、重い作業では推論を厚くする——その使い分けを物理ノブに落とし込んだ形だ。
本体はCNC加工のポリカーボネートとアルミニウム製で、底面はサンドブラスト仕上げのアノダイズド加工。キーキャップはPBT/PC素材で、専用の「Codex Icon Keyset」として32種類のカスタムキーキャップが付属する。スイッチは低背のPOM/POK軸から2種類を選べる。
ベースはWork Louderの既存製品「Creator Micro 2」で、OpenAIのロゴとCodex用のデフォルトキーマップを載せたカスタム版だ。ゼロから設計した専用ハードウェアではない。
Appleとの訴訟のさなかでの発売
発売のタイミングは際どい。Appleは先週、OpenAIの経営陣が意図的に自社の機密情報を持ち出したとして提訴しており、その情報がハードウェア開発に流用されたと主張している。Codex Microの開発チームには元Apple社員も加わっているという。OpenAIは不正行為を否定している。
Codex Microはあくまで既存のCodexユーザー向け周辺機器であり、ジョニー・アイブ氏が関わるとされる本命のOpenAIデバイスとは別系統にある。本命デバイスは2026年内の投入が見込まれている。
参考
- Supply Co. x Work Louder | OpenAI
- Amid hardware legal battle, OpenAI releases a $230 keyboard for Codex | TechCrunch
- OpenAI’s first gadget is the $230 Codex Micro macropad - The New Stack
- OpenAI launches a physical keypad for controlling agents - Engadget
この記事は Claude Sonnet 5 が執筆しました。
