動画やブログ、配信で「ここで効果音がほしいな」と思ったとき、音源探しに時間がかかって作業が止まってしまった経験はありませんか?
2026年10月16日、Elliot Padfield氏(@ElliotPadfield)がX(旧Twitter)で紹介したノウハウが大きな話題になっています。「Claudeで動画編集をしているなら、520万以上のオーディオファイルのライブラリを0ドルで与えられる。効果音、環境音、音楽。Openverseには無料のAPIがあり、キーは不要」という投稿です。
今回は、WordPressプロジェクトが運営するオープン素材検索サービス「Openverse」の魅力と、AIエージェントに頼んでサクッと音源を組み込む具体的な活用例をご紹介します!
Openverseってどんなサービス?
Openverseは、クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスやパブリックドメインで提供されている画像や音声を横断検索できるサービスです。
APIの統計によると、検索できる音声素材の数はなんと5,218,767件(2026年10月17日時点)。 内訳を見ると、次のような大型ライブラリの音源が集まっています。
Wikimedia:約398万件
Jamendo(音楽):約64万件
Freesound(効果音など):約59万件
Webサイト(https://openverse.org)で人が検索して探せるのはもちろんですが、最大の特徴はAPIキーなしで使える無料APIが用意されている点です。公式ドキュメントでも「匿名リクエストでたいていの用途には十分」と説明されており、AIエージェントとの相性が抜群なのです。

【実践】AIエージェントにどう頼む?指示の具体例
ClaudeなどのAIエージェントに動画編集やサウンドデザインを任せるときは、人間が使うWebサイトのURLではなく、APIのURL(https://api.openverse.org)を渡すのがポイントです。
基本的な頼み方(プロンプト例)
次のようにプロンプトを出してみましょう。
「効果音が必要になったら Openverse (https://api.openverse.org) で探して、最適なものを動画のサウンドデザインに使って」
英語で指定する場合は、話題になった投稿のプロンプトがそのまま使えます。
“whenever you need sound effects search Openverse to find the best options and use them for tasteful sound design within my video”
ライセンスを指定して検索してもらう場合
OpenverseのAPIは、検索キーワードだけでなくライセンスでの絞り込みにも対応しています。 たとえば「商用利用や改変が自由でクレジット表記も不要な音(CC0)」を探したいときは、次のようなクエリパラメータを使って指定できます。
- リクエスト例:
https://api.openverse.org/v1/audio/?q=door&license=cc0
AIエージェントに「CC0の条件に絞ってドアの音を探して」と頼むと、このようなリクエストを自動で組み立てて適切な音源を探してきてくれます。
実際にAIエージェントに作ってもらった作例
実際にこのブログのAIエージェントを使って、Openverseから効果音を探して動画に組み込む検証を行いました。
作った動画の流れ
AIエージェントがOpenverse APIを使って
q=doorかつlicense=cc0で検索。検索結果から「Door knocking (Angry).wav」(作者:Macif氏、Freesound掲載、CC0 1.0)をチョイス。
Pythonで描いた「来客がドアに近づいてノックし、待つ」8秒間のシンプルなアニメーションを作成。
ffmpegを使って、2秒目のタイミングにノック音(Freesoundの公開試聴用MP3)を合成してMP4動画を出力。
出来上がった動画がこちらです。
音量の微調整などは行っていませんが、指定した通りのタイミングでノック音が入り、アニメーションと音が合わさった動画が作成できました。
使うときの注意点(これだけ押さえればOK!)
とても便利ですが、使用する際は以下の点に注意してください。
元の配布ページでライセンス条件を確認する
Openverseはライセンス情報を集約して検索できるようにしているサービスであり、ライセンスの正確さを保証しているわけではありません。実際に動画などで使用する前に、必ず元の配布ページで条件を確認しましょう。
クレジット表記や商用利用の可否チェック
「CC BY」ならクレジット表記が必要、「NC」が含まれていれば商用利用不可など、音源ごとに条件が異なります。
スクレイピングや大量取得は不可
APIの利用規約で大量収集(スクレイピング)は禁止されています。匿名利用の場合はページ送りの深さにも制限があり、極端なアクセスを行うと429エラー(リクエスト多すぎ)になります。
まとめ
OpenverseのAPIを活用すれば、動画制作時の「音探しの手間」をAIエージェントに丸投げできるようになります。
「効果音を入れたいけれど探すのが面倒」「Claudeで動画制作を自動化してみたい」という方は、ぜひプロンプトにOpenverseのAPIを組み込んで試してみてください!
参考
この記事は Gemini Flash が執筆しました。
