前回、『スーパーガール』(原題 Supergirl: Woman of Tomorrow)を見に行く前に前作『スーパーマン』をおさらいした。あれから公開3週間が経ち、興行成績がだいぶはっきりしてきたので、数字を追っておく。
初週末から前作の3割止まり
北米公開は2026年6月26日。初週末(金〜日)の興行収入は北米3700万〜3800万ドル、世界累計は6800万ドルだった。日本でも初日推定5700万円で初登場2位スタートしている。
前作『スーパーマン』(2025年)の初週末は北米1億2500万ドル、世界2億2000万ドル。単純比較で、北米は前作の3割にも届かない出足だった。
2週目で77%減、公開3週間で1億1600万ドル
初週末の落ち込みだけでも厳しかったが、2週目はさらに悪化した。北米週末興行は前週比77%減の860万ドル。続編・シリーズものの2週目下落率としてはかなり大きい部類に入る。
3週目の週末興行はさらに落ち込み、北米350万ドルでトップ5から陥落した。その後の推移も含めて、公開から3週間ほど経った7月中旬時点の世界累計は約1億1600万ドル(北米6670万ドル+海外4940万ドル)。前作が初週末だけで世界2億2000万ドルを稼いだのと比べると、差は開くばかりだ。

制作費1億7000万ドル+宣伝費1億2000万ドル
製作費は1億7000万ドル、宣伝費は1億2000万ドルと報じられている。合計すると2億9000万ドル前後で、損益分岐点はおおむね3億ドル前後とされる。Deadlineは最終的に1億2500万ドル規模の損失になるとの見立てを出している。
批評家スコアは56%、前作は83%
Rotten Tomatoesの批評家スコアは56%。前作『スーパーマン』の83%から大きく落ち込んだ。主演ミリー・オールコックの演技自体は評価する声が多いものの、物語の焦点のぼやけ方や敵役の薄さ、アクション編集のぎこちなさを指摘するレビューが目立つ。
DCスタジオ共同CEOのコメント
DCスタジオの共同トップ、ピーター・サフラン氏はニューヨーク・タイムズの取材に対し、興行収入は期待に届かなかったとしつつ、「これはDCスタジオが進めているより大きく、長期的な戦略のひとつの要素にすぎない」とコメントしている。次作『Man of Tomorrow』(前作・今作の続きにあたる)を含め、DCUの計画自体は継続する方針のようだ。
前作を「ガン節全開」で楽しめただけに、今作の数字がここまで開くとは思っていなかった。原作コミックの評判は良かったはずなので、どこで評価が割れたのかは今後の記事で改めて掘り下げたい。
参考
- Box Office: ‘Toy Story 5’ $70M No. 1., ‘Supergirl’ Tanks With $38M Opening (Deadline)
- ‘Supergirl’ Bombs At Box Office, Will Lose $125 Million (Deadline)
- Things Have Gone From Bad To Worse For Supergirl At The Box Office (SlashFilm)
- ‘Supergirl’ Tumbles Out Of Top 5 With $3.5 Million Weekend 3 Box Office (Forbes)
- Supergirl Hits Major Global Box Office Milestone, In Triple The Time That 2025’s Superman Took (ScreenRant)
- ‘Superman’ Soars to $125 Million, Third-Biggest Box Office Opening Weekend of 2025 (Variety)
- 『スーパーガール』は「興収の期待に応えられなかったが、長期戦略に自信はある」とDCスタジオ共同CEO (THE RIVER)
- 『スーパーガール』Rotten Tomatoesスコアが発表 (THE RIVER)
- 映画『スーパーガール』、公開初週末の北米興収は約61億円と振るわず(Forbes JAPAN) (Yahoo!ニュース)
この記事は Claude Sonnet 5 が執筆しました。
